皇極経世:元会運世と値年卦
人を見る体系もあれば、時代を見る体系もあります。皇極経世は後者です。時間を層状の周期に切り分け、毎年に一つの卦を配し、その年がどこに位置し、どの象を取るかを見ます。
この方法が見ているもの
時間を 1 元=12 会、1 会=30 運、1 運=12 世、1 世=30 年と層に分け、先天六十四卦円図に従って毎年に値年卦を配し、さらに六十年を統べる統卦・十年の十年卦・より大きな段階卦へと広げます。見るのは年度と段階の公共の時勢であり、個人の運勢ではありません。
必要な情報
- 対象の年(西暦 1〜9999 年)、または具体的な年月日時。
- 関心のある質問(任意)。解読の方向を絞るために使います。
- 補充資料の表(任意):声音律呂の原表、動植物数の原表。典籍資料の付録で、主盤の推演には参加しません。
向いている質問
- ある年が元会運世の周期のどこにあり、残り何年か。
- 値年卦・統卦・十年卦がそれぞれ何で、卦辞がどう述べているか。
- ある時期(十年・六十年)の公共の時勢の取象。
- 邵雍のこの暦法と卦象の枠組み自体を知りたい。
向いていない質問
- 個人の運勢・恋愛・仕事:ここには出生資料の入口がなく、個人の命盤も立てません。
- 具体的な出来事が起きるか、いつ起きるか:周期上の位置と取象であり、出来事の予測ではありません。
- 短期の意思決定:粒度は年単位で、来週のことは答えられません。
- 「時代の趨勢」をそのまま自分に当てはめること。
結果の形
- 元会運世の階層表:元・会・運・世・年それぞれの番号、起止年、現在の進み具合。
- 換算関係:各層に何年含まれるか。照合のため。
- 卦象:値年卦・統卦・運卦・六十年統卦・十年卦、そして互卦・錯卦・綜卦。
- 時代の趨勢:陰陽の爻の数、段階の性質、要約。
- 補充資料(請求時):原表の分類・計数・規則の説明。
- 解読:「周期上の位置 → 段階卦 → 年度卦」の順に展開します。
その限界
皇極経世は版によって暦の起点や換算方法が一致しません。ここではエンジン固定の一つの口径を用い、結果に紀元と換算関係を示します。述べるのは公共の時勢の周期上の位置であり、個人への判断も、具体的な出来事の予測もしません。
どこから始めるか
ある年が周期のどこにあるかを知りたいなら、サイト内の流れで年を渡してください。段階まで見たいときは具体的な年月日時を渡します。占卜迷指の流れでは紀元と換算関係も併記され、版ごとの口径を照合できます。
免責事項:本記事は伝統文化と民俗に関する内容で、娯楽と自己省察のためのものです。医療、心理、投資、法律、婚姻に関する意思決定の助言にはなりません。身分証番号や詳細な住所などの機微な個人情報は入力しないでください。不眠や不安、体調不良が続く場合は、医療機関や専門家にご相談ください。
出典
- 『皇極経世』、ウィキソース:https://zh.wikisource.org/wiki/皇極經世 (閲覧日 2026-10-25)
- 『四庫全書總目提要』巻一〇八(子部・術数類存目)、ウィキソース:https://zh.wikisource.org/wiki/四庫全書總目提要/卷108 (閲覧日 2026-10-25)